子供や妊婦がサプリを飲む時にどのような量が適切か悩む方も多いでしょう。計算方法を紹介します。
子供に飲ませる場合は(適量の数式がある)
14歳以上になれば大人と同量でまったく問題ないでしょう。14歳未満の子供に適当なサプリとしては簡単に計算ができる方法があります。まず、子供の体重(kg)を50で割ります。でてきた数値を大人がとるサプリの摂取量にかければ、その摂取量の目安になります。
体重30kgの子供の場合、
30を50で割ると0.6です。大人がビタミンCを1日1000mgとすればそれに0.6をかければ600mgが適量ということにります。
妊婦が摂るべきビタミン
とりわけ大切なビタミンは葉酸です。葉酸は特に妊婦に必要な女性のためのビタミン。
葉酸は細胞が正常に分裂するための必須ビタミン。厚生労働省でも妊娠後、12週の間に1日400ugの葉酸をとると神経管欠損症の50~70%を予防できると積極的な摂取を推奨しています。
つわりがひどい場合は
つわりに使われるビタミンの定番はB6。B6がつわりに効果的なのは、もう60年以上も前から確認されています。
使い方は、1回に10~15mgのビタミンB6を起床時、午後3時頃、そして就寝前の3回に分けて飲むようにします。
妊娠中の女性はビタミンB6が下がる傾向のあることがわかっていますが、実際なぜB6がつわりに効果があるのかは判明されていません。つわりの原因もハッキリ特定されていません。
子供向けの甘味がついたものでも大丈夫?
サプリメントの形にまず注意を向ける必要があります。子供用サプリメントをうたっている製品の中には、キャンデーのようにかみ砕けるチュアブル・タイプ、シロップのような液体タイプ、大人用の半分以下のサイズのカプセルを採用したビタミンは基本的に甘みは不要ですが、チュアブル・タイプはビタミンの味だけだと食べられないので、何らかのフレーバーは使わざるをえないでしょう。チュアブル・タイプには、砂糖や合成着色料が使われているものもあるので、これは避けた方がいいでしょう。
どうしてもというときは、天然のフルーツエキスや少量の果糖が添加されているものがおすすめです。