ビタミンは強精剤になる?

ビタミンが欠乏すると病気にったり、精力も減退するが、だからといってビタミン剤をのめば精力が増強されるわけではない。

ビタミンが欠乏すると精力は減退

ビタミン剤を強精ドリンク剤と勘違いしている人がよくいますが、ビタミンは強精剤ではありません。もっともドリンク剤にはビタミンなどがしばしば添加されているので、勘違いする人がいても無理はないかもしれません。
ビタミンは、人間の体にとってまさに裏方のような存在ですが、欠乏すると病気になったり、精力も減退してしまいます。その意味ではビタミンは精力増強と無縁ではありませんが、だからといってビタミン剤をのんだだけで精力が増強されるわけではありません。

命名の由来

ビタミンの働きについて、世界で最初に動物実験が行なわれたのは1905年。イギリスのホプキンスが、シロネズミを三大栄養素だけの飼料で飼育したところ、まもなく全部死んでしまいました。
そこで飼料にミルクを加えてみたところ、シロネズミは死ぬどころか体重が増加し、成長したのです。この実験からホプキンスは、「ミルクのなかには微量の副栄養素が含まれている」と結論づけました。世界じゅうでビタミンの研究が始まったのはそれ以来です。
ビタミンの語源は、ドイツ語でピタ(生命) とアミン(窒素化合物)をくっつけたもの。のちにビタミンには窒素は含まれていないものもあることがわかりましたが、当初は、生命に大切な物質という意味をこめて「ビタミン」と命名されたのです。

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