ビタミン依存症って?

ビタミン依存症の子どもは、できれば乳児のときに発見して、欠乏したビタミンを大量にとらせないと成長が大幅に遅れる。

ビタミン依存症になる理由

極めて稀な病気ですが、生まれつき、あるビタミンが体のなかでうまく利用できないため、一生、そのビタミンを大量にのみ続けなければならない子どもがいます。それがビタミン依存症です。
そういう子どもは、できれば乳児のときに発見して、欠乏したビタミンを大量にとらせないと、成長が大幅に遅れてしまいます。依存症になるのはビタミンB1、B2、ビオチン、葉酸、B12、Dなどです。ビタミン依存症になる理由はこうです。ビタミンは酵素の前段階の物質であるアポ酵素と結合して酵素となります。そこで補酵素と呼ばれているわけですが、わかりやすくいえば、ビタミンは酵素の部品の原材料。

所要量の10~100倍のビタミンを大l投与

ところがビタミン依存症の子どもは、アポ酵素の構造に欠陥があって、補酵素であるビタミンとスムーズに結合できないのです。そのため食べ物やビタミン剤でビタミンをとっても、酵素をつくることができません。したがって普通にビタミンをとっているのに欠乏症が起こります。
そこで所要量の10~100倍のビタミンを大量投与してやると、効率は悪くても何とかアポ酵素と結合して酵素がつくられます。こうした依存症は、「けいれんが起こる」「どうも普通の子よりも発育が遅い」ということから、5、6歳のころまでに医師あるいは母親に発見されることが多いようです。

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