ニコチン酸、パントテン酸とは?

ビタミンB群はあまりにも数が多すぎて、混乱を避けるため、性質や内容をあらわす固有名詞がつけられた

ニコチン酸とニコチンは別物

どちらもB群のビタミンです。ビタミンB群はあまりにも数が多すぎて、混乱を避けるため、払や払といった番号ではなく、性質や内容をあらわす固有名詞をつけようということになったのです。パントテン酸の「パン」は全体という意味。その性質がやや酸性であり、すべての食品に含まれているビタミンであるところから、パントテン酸と命名されました。
ニコチン酸は、その化学構造がタバコのニコチンにやや似ていて、酸であることが昼叩名の由来です。ところがニコチン酸はニコチンと勘違いする人が多いため、ナイアシンと改名しました。日本ではニコチン酸のほうがまだ通りがいいようです。またニコチン酸とナイアシンはどちらもこのビタミンの仲間全体を指す名称ですが、ニコチン酸はそのなかのひとつの物質を指す場合もあります。

ピオチン、葉酸もビタミンの仲間

このほか固有名詞で呼ばれるビタミンには、ビオチン、葉酸などがあります。ビオチンは、肝臓や酵母に含まれていて、シロネズミに生の卵白を大量に与えたときに起こる皮膚炎を防ぐ物質としてとり出されました。これはビタミンHと呼ばれていたこともありました。ドイツ語で皮膚のことをハウトといい、頭文字がHだからです。葉酸は緑の葉に含まれているビタミンで、ホウレン草にたくさん含まれており、その欠乏症は貧血です。

パントテン酸

パントテン酸

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