白いパンより黒いパン

白パンはビタミン含有量の面では白米のご飯と同じ。ビタミンB群をたくさん含んだ黒パンにはかなわない。

ビタミン含有量は白パンより黒パン

黒パンは、小麦粉ではなくライ麦粉を主原料にしてつくられています。ライ麦は、小麦のように白く精製できないので、パンの色も茶褐色です。
これに対して食パン、フランスパンなど、普通のパンは精製された小麦粉でつくられているため、色はほとんど真っ白、つまり白パンです。もともと小麦粉よりもライ麦粉のほうが、ビタミンB群はたくさん含まれています。したがってたとえ普通のパンにフスマ(小麦のぬかにあたる)が混じっていたとしても、ビタミンの含有量は黒パンにはかなわないはずです。

食物繊維がガンを予防する

∃ - ロッパでは、20世紀に入り、製粉技術の発達によってフスマの混じった黒っぼいパンが姿を消して白パンが普及するにつれ、人びとの健康に問題が生じました。
大腸ガンの増加です。調査の結果、黒人は食物繊維の多い雑穀を食べているために大腸ガンが少なく、食物繊維をまったく含まない白パンを食べる白人に大腸ガンが増加したことがわかりました。
食物繊維が脚光を浴びるようになったのはそれからです。食物繊維が大腸ガンの予防に役立つのは、こうした食物繊維の多い食事は、便の量を増やして食物中の発ガン物質を腸壁から遠ざけるとともに、便を早く排泄して発ガン物質が腸壁と接触する時間も短くするからです。そのために大腸ガンが発生しにくくなる、と考えられています。

白いパンより黒いパン

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