お茶にはビタミンCがたっぷり含まれるの?

食品成分表によれば、お茶の葉にはビタミンAもCも多量に含まれているが、お茶で飲むと摂取される量ははとんどゼロに近い

茶葉100グラム中にCは25mg

コーヒーや紅茶にビタミンCが含まれていないことは、だれもがよく知っています。だから紅茶ではなく日本茶というわけで、せっせと煎茶を飲んでいる人が多いのではないでしょうか。日本茶にはビタミンCが豊富だと信じこんでいるためです。たしかに食品成分表を見れば、お茶の葉にはビタミンCが豊富です。煎茶100グラム中に250ミリグラム、番茶が130ミリグラムとなっています。しかしこの含有量は、湯飲み茶わんに入ったお茶100グラムの含有量ではなく、お茶の葉100グラムの含有量なのです。お茶の葉100グラムといえば、何と湯飲み茶わんにして50杯分ほどの量です。しかも熱湯を注いで破壊されるビタミンCの分量も計算に入れると、お茶に含まれるビタミンCは微々たるものになってしまいます。

お茶にビタミンCが多いというのは神話

このことからも日本茶にビタミンCが多いというのは「神話」にすぎないことがわかると思います。食品成分表によれば、お茶の葉にはビタミンAも多量に含まれていますが、このビタミンAも、お茶にして飲む場合には、体内に摂取される量はほとんどゼロに近いのです。
要するにお茶から摂取できるビタミンCは、ほんの気休め程度と考えたほうがよさそうです。ですからお茶からビタミンCをたっぷりりとるには、お茶の葉を混ぜた茶めし、ころもに抹茶を混ぜて揚げたてんぶら、といったところになるでしょう。

お茶

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